たった今女子シングルが終了しました。放送は最終6人だけだったので製氷作業の間にイタリア女子3番手、17歳のステファニア・ベルトン(Stefania Berton)の演技をまず紹介。
3枠あるおかげで若いうちから大きな国際競技会に参加できるのは、彼女にとって非常に有利だと思います。放送席で聞いたインタビューでも非常にしっかりした、頭の良いお嬢さんでした。私の住むVeneto(ヴェネト)州出身のご近所さんでもあります。
さて、親指を握りこんでドキドキしながら見たカロリーナの演技はジャンプに細かいミスがあり、たぶんスピンがダウングレードされたと思いますが、まず無難にまとめたと思います。今回は滑走順も彼女に有利でした。Roberto Cavalli(ロベルト・カヴァッリ)が彼女のためにデザインした衣装、とても似合っていますよね。
続いてイタリア女子2番手のヴァレンティーナ・マルケイ。今回ジュベールとの交際を公にして公私共に注目を集めましたが、メダルを狙っていると発言したとおり、非常にエネルギッシュな「攻め」のスケートでした。
SPと違い、ジャンプの着氷ミスもあって結局6位に終わりましたが、全体的にできの良かった今回の女子FSでほぼ昨年並みの6位を守ったのは立派だったと思います。
滑りは(個人的には)好きなタイプのスケーターではないのですが、はっきりしていて率直過ぎるほどの性格、自分の限界をわきまえながら常に上へ上がろうとエネルギッシュに努力する姿は、応援したくなります。
キーラ・コルピが後半ばててしまった以外、上位全員が力を出し切って戦った良い試合でした。3位に入ったレピストは今後カロリーナの強力なライバルになりそうです。今回も3+3コンビネーションをきれいに決め、ジャンプもスピンも上手なところを魅せてくれました。
何より、基本のスケーティングスキルが素晴らしいそう(解説者の受け売り)で、エレメンツの一つ一つがお手本のようにきれいにできる選手だそうです。来年のヨーロッパ戦ではもっと強くなっているのではないでしょうか。
SP4位だったサラ・マイヤーの2位奪回も素晴らしかった。位置に着いたときは表情が硬いと思ったんですが、着氷が乱れたところがいくつかあっても、フリーだけなら1位の見事な演技を見せました。
そして、セべスチェンも健在なところを見せてくれました。今シーズンは停滞していたのですが、まず幕開けの3ジャンプコンビネーションの高かったこと!他にも見事なコンビネーションジャンプを見せ、中盤いつものようにばててしまわず、ベテランの良さを見せてくれました。
キーラ・コルピはSPが完璧だっただけに、惜しかったですね。緊張しているようには見えなかったのですが、スタミナ切れの感じで後半がガクリとペースダウンしてしまいました。
イタリア女子は来年も3枠を確保し、アイスダンスも来年は3枠もらえて、男子の不振を補った形で終了しました。
せっかくスター選手がでてきて、トリノオリンピック、今年のGPファイナル、2010年には世界選手権開催、と明るいニュースが続くイタリアスケート界の課題は、現在スケート人口が北イタリアだけに偏っていることだそうです。
首都であるローマにすらスケートリンクが存在しない状態。イタリア全土から未来のスケーターが集まればもっと裾野が広がるのに残念、と言う現状だそうです。
テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ
コメント
No title
No title
日本や北米の競争激しい中で切磋琢磨する選手を見慣れていると、ユーロののんびり加減がちょっとぬるく感じられても不思議はないと思います。
私のように昔のフィギュアスケートを見ていて、長いブランクの後また見始めた人間には、このぬるさ加減がまた良かったりします。
全日本や全米選手権が見られない環境にいるからこんなことを言っていられるのかもしれませんが。
それにしても、ジョニーの演技、未だに動画すら見てないんですよね。今回USFS厳しくて、Youtubeに全く上がってない(上がっても残れない)状態で。
映像を見ないとなんとも言いようがないので、悲しいです。
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